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皆様こんにちは、福岡県北九州市、山口県下関市にある探偵事務所【総合探偵社レオ 北九州】三原です。
私実は、探偵でもあり、現役の行政書士でもございます。
最近、行政書士が探偵に闇営業した話がありますので、本日は行政書士のお話をさせて頂きたいと思います。
9月27日の産経新聞に先日逮捕された行政書士の記事が載っておりました。
逮捕された理由は行政書士の闇営業。
探偵業者からの依頼を受けた行政書士が、行政書士の特権である「職務上請求権」を不正に使用し他人の、住民票や戸籍謄本を入手して戸籍法違反の疑いで8月24日に逮捕されてます。
ちなみに行政書士の特権である「職務上請求権」とは、
行政書士が役所に行き取得された本人に通知が行くことなく「住民票の写し」「戸籍謄本の写し」が取れる権利です。
その権利を悪用し1通2万円から4万円で、なんと3500件の不正取得を行っていたようです。
役所に出向くだけの楽な仕事で7000万円ほど利益が出たようでもう歯止めは聞かなかったのだと思います。
行政書士はとにかく資格保有者が多い。
受験資格は必要ありません、頑張って勉強すれば1年ほどで取れ、毎年5万人ほどの合格者が出ております。
それから、警察、役所の職員、その他大勢の公務員の天下り資格でもあり、公務員を17年~20年務めると自動的に行政書士の資格を取得できます。
なので毎年すごい数の行政書士が誕生しております。
そして、行政書士会に30万円ほど支払い行政書士登録します。
そうすると、右も左もわからないけど独立開業した行政書士先生の完成です。
行政書士会には勉強会はありますが、研修期間などはありません。
もちろん行政書士会が仕事を斡旋してくれるはずもなく、行政書士になったところで官公庁に書類を提出することができるようになっただけで、仕事は自分で探すのです。
困っても誰も助けてはくれません、正真正銘の個人事業主なのです。
なので元バリバリの営業マンや仕事を取る才能がある人は別として。
●行政書士試験に合格して心機一転脱サラした人。
●公務員を退職した人。
●副業でこずかい稼ぎの人
など、一度も集客経験の無い人が仕事を取ってくるのは不可能に近いものがあります。
逮捕された行政書士は行政書士としての仕事は全くなく、生活できないから不正をやったと供述しているようで、典型的な無能パターンですね。
今回は行政書士のお話でした。
それではまた。