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【北九州 探偵】ストーカー事件第3話 調査開始!解決に向けての証拠撮影。

みなさんこんにちは。北九州市の探偵事務所【総合探偵社レオ】です。

YさんとYさんのご両親と話し合った結果、万が一のことを考え、元彼Xの行動を常時監視することにしました。それと並行して当社と提携している弁護士の先生に依頼。警察に提出する被害届や民事訴訟に必要な完璧な証拠についての打ち合わせもすることにしました。

まずは元彼Xを探すところから始めます。調査員Sは元彼X宅の張り込みを開始。調査員Aは元彼Xの勤務先へと向かいます。しかし調査員Sが向かった自宅では丸1日張り込んだにもかかわらず、確認できたのは元彼Xの妻と子供だけで、本人の姿は確認することができませんでした。 そして職場に向かった調査員Aの聞き込み調査では、“元彼Xは無断欠勤が続き会社からはとうの昔に解雇されており、すでに職場には居ない”ということでした。

【ストーカー対策】の案件で、ストーカー自体が何処にいるのかわからない、と言うことほど気持ち悪いことはありません。

私達は行方がわからなくなった元彼Xをおびき出す為、Yさんに協力してもらい罠を仕掛けることにしました。

ビジネスホテルに滞在しているYさんには、わざと盗聴器が仕掛けられている自宅に戻ってもらいました。もちろん私達も同行しました。おびき出す場所は映画館です。映画館であればこちらは目立たず、元彼Xの姿を確認しやすいからです。Yさんには盗聴器が仕掛けられている部屋でお姉さんと電話をしてもらい、映画を見に行く約束をしてもらいました。

元彼X盗聴されているならば、彼はきっとその日その場所に現れるはずです。

さて、予定日当日私達は予定の3時間前に映画館がある施設に到着して張り込み場所を探していました。するとまだ開店したばかりで人もまばらなその施設の中に元彼Xの姿があったのです!!

やはり盗聴器を仕掛けたのは元彼Xで間違いないでしょう。一瞬目があって驚きましたがこちらはプロの探偵、姿さえ見つければもうこっちのものです。直ぐにYさんに連絡しました。「X発見しましたよ作戦はもう終了です!今から24時間体制でXを監視しますのでもう安心してください。」今までXがどこにいるのかも、Xにどこから監視されているかもわからず、とにかく不安な毎日でした。その状態から抜け出せたことに安堵したYさんはとりあえず実家に戻ることにしました。

ここからは形勢逆転!!逆に元彼Xの行動確認調査開始です。

それから数時間、Yさんが映画館に現れると思いこんでいる元彼Xは、映画館の出入り口がよく見える位置に潜んで待ち伏せていました。その行動はなんとレイトショーの終わる午前0時ごろまで続いたのです。全ての入り口が閉まるとようやく車に乗り込こみ映画館をあとにしました。もちろん私達はその車を尾行します。するとやはりYさんの自宅付近までやって来ました。私たちのヨミ通りです。そしてYさんの住むマンションの隣のマンションに車を停め、中に入って行きました。そうです。元彼XはYさんの住むマンションの隣のマンションを借りていたのです。おそらく盗聴器の電波が届きやすいからでしょう。

元彼Xが借りているマンションと同じフロアに空室があったので、私達も急いで契約してそこに滞在し、Xの1ヶ月の行動監視調査を開始しました。

約1ヶ月もの行動監視調査の結果ですが、元彼Xの行動パターンは大体決まっていました。

平日8時から16時までバイト→バイト帰りに近くのスーパーで買い物。それ以外は家の中でYさんが戻ってくるのを待ち構えていました。ためしに何度か調査員AがYさんの自宅に入り物音を立ててみると、その度に家から飛び出てはYさんのマンションへ向かい、出入り口付近に隠れていました。

このような行動パターンのストーカーはとりあえずは一安心です。元彼Xの場合は、まず臆病者であり勇気や自信もありません。このタイプのストーカーは好意のある人と仲良くなれないからと、裏でコソコソと監視や小さなイタズラをする。危険度としては低めのストーカーです。命に関わることは無いと言っていいでしょう。相手がどのようなタイプのストーカーなのかわかれば次はこちらからの反撃開始です。

まず調査員AがYさんになりすまし、Yさんの家で生活しているふりをしました。するとやはりその後をコソコソ付けてくる元彼X。。。ストーカー規正法に該当する“付きまとい”の証拠としてバッチリ撮影させて頂きました。このような証拠を持っていけば普段腰の重い警察もすぐに動いてくれます。

次に元彼Xの妻の自宅へ行き付きまといの証拠を見せ全てを話しました。そして当社に支払った調査料金をYさんが受けた苦痛の損害としてX家に請求しました。

【これは以前にYさんが元彼Xの妻に支払った慰謝料の返還請求です。その結果は念書に「今は手元に現金が無いので自家用車を処分し不足分は分割して返金いたします。」と記入。さらに保険としてその念書の連帯保証人として元彼Xの妻の弟さんにサインをしてもらいました。】

そして最後にYさんのご両親と私達は元彼Xの帰宅時間を狙って突然家に行き私達が24時間監視していたこと、これからも24時間監視を続けること、これ以上ストーカー行為を続けるなら刑事告訴及び民事訴訟を提起すること、を告げ書面を渡しました。その時の元彼XはYさんのお父さんが放つ本気の怒りの迫力に驚いて全身震えていました。その驚いた顔はしっかりと撮影して後日Yさんにお見せしてました。

そして元彼Xの口からはっきりと今後二度とYさんに付きまとうことはしません。もう目の前に現れることもありません。盗聴器は処分してください。軽い気持ちで付きまとっていました。申し訳ありませんでした。もちろんのことながらこの時もきちんと撮影しました。

その日から数日元彼Xの行動を監視しましたがマンションを解約、妻と離婚、バイトも辞めて東北の実家に帰って行きました。Yさんの方は元気を取り戻したようで今でもたまに調査員Aとメールで連絡を取り合っていますし旅行先の絵はがきが事務所に送られてきます。

今回のストーカー事件は相手の男が臆病者であったため危険度が低く比較的簡単に解決しましたが、本当に恐ろしいストーカー事件、三鷹ストーカー殺人事件や桶川ストーカー殺人事件等危険度がとても高くとても厄介なストーカーもいます。パートナーの行動がおかしいと思ったら一人で悩まずに必ず誰かに相談してください、それが自分を守る第一歩です。

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